学費が必要なタイミング

最近は、学資保険に貯蓄性の高さを求め、保障部分は他の手段で確保するという考えが、広まりつつあります。
この方法で学費を確保するなら「途中解約はしない」という覚悟が必要です。

学資保険にいったん加入すれば、毎月の保険料の支払いをしなければなりませんので、毎月の生活は残りのお金でやりくりすることになります。お子さんが「習い事をしたい」と言い出したときも、習い事をいったん始めたら1年~数年という単位で続けさせなければならないでしょう。

実際、文部科学省の「平成22年 子どもの学習費調査」によると、公立の小中高校に通った場合の「学校外活動費」は、小学校で206,937円、中学校で292,562円、高校で155,795円という費用がかかっていることがわかります。

学費が必要なタイミングは、高校や大学・専門学校に入学するタイミングだけではない、ということを知り、習い事などにかかる費用をどこまで親が負担できるかを考えておきましょう。

教育ローンを利用するという方法もありますが、そこまでしてお子さんの希望を聞き入れるべきなのかどうか、予め親御さんで話し合っておくと良いですし、できればファイナンシャルプランナーにも相談して、マネープランを立てるようにしましょう。

低解約返戻金型保険との比較

【低解約返戻金型保険との比較】

教育資金の積み立てで、一般的な学資保険と低解約返戻金型の保険を利用される方が多いですが、そもそも2つの保険は何がどう違うのでしょうか。
この2つの保険を比較してみてみましょう。

まずお金を受取れるタイミングです。
一般的な学資保険は、払い込みの満期が17歳や18歳と定められていることが多く、それまでに積み立てたお金を、その満期のタイミングで受取るという仕組みです。
保険会社が預かった保険料を運用することで一定の利率がかかり、返ってくるお金が少し多くなるものもあります。

一方、低解約返戻金型の保険は毎月積み立てていく点は同じなのですが、こちらは終身保険なので満期がありません。解約したときに受取ることのできる解約返戻金という形で、いつでも解約してお金を受け取ることができます。
ただし、解約のタイミングによって受取る金額が変わってきます

この保険の保険料払込期間を低解約返戻期間といいます。
払込期間の途中で解約してしまうと、それまでに払った保険料より返ってくるお金は少なくなるといったものです。積み立てる意味では結局、払込が終わるまで解約できないので、満期があるのと変わらないのでは?と思われる人もいるでしょう。しかし、払込が終わった後でも好きなタイミングで受取ることが出来るので、受取るお金の使い道を広げることができますね。

通常の学資保険と比較すると、途中解約というリスクはありますが、自由度は高いといったところがメリットでしょうか。

そして、親の死亡保障にも違いがあります。

まず通常の学資保険の場合ですが、
払込期間の途中で親が亡くなられたとき、それ以降の保険金は全額免除されます。
そして満期の際も、しっかり予定の満期金が支払われます。

一方、低解約返戻金型の保険は、親が亡くなられた時点で契約は終了となります。その際すぐに死亡保険金がおります。亡くなられた時点で保険金が支払われるというのも大きいですが、金額も異なってくるのです。
契約者の年齢や、払込期間などを同じとしたときに、一般的な学資保険と比較すると受取れる保険金は、満期学資金の1.6倍ほどになるといわれています。

保障の厚さと、すぐに支払われるといった点では、低解約返戻金型の保険が優れているといえますね。

まとめて考えてみると、リスクはあるものの低解約返戻金型の保険が扱いやすいかなと私は思います。
また、ファイナンシャルプランナーに保険料などを見積りしてもらったうえで、長期間払っていける金額かどうかなど、相談するとよいでしょう。

学資保険の貯蓄性を重視するなら気をつけることは?

Q.学資保険の貯蓄性を重視するなら気をつけることは?

A.最近、学資保険の貯蓄性に注目し、保障は別に確保しておきながら、効率的に学資を準備しようという考えが広まっていますね。
ただ、貯蓄性の高い学資保険の中にも「中途で祝い金があるタイプ・ないタイプ」「育英年金をつけられる会社、つけられない会社」などがあり、ご家庭で「資金が必要な時期はいつか?」「それは他の方法では確保できないのか?」を考えておく必要はあるでしょう。

学資保険に加入する目的として「万が一、契約者(多くは親御さん)が死亡したり、高度障害の状態になったりしても、充分な学費を確保してあげたい」と言うものがあるでしょう。学資保険の中には、契約者に万が一のことがあった場合に、保険料の払い込みが免除されるというものもあるのですが、これは「すぐにお金を受け取ることができる」という意味ではありません。

もしも「契約者の方が亡くなった場合、すぐに資金繰りが悪化しそう」という場合には、育英年金や死亡保障があるタイプの保険を選ぶ必要性も出てきます。
逆に、このような必要性・考えておくべきことが理解できている方は、貯蓄性の高い学資保険を選んで、保障は別に確保するという考えもいいのでは、と私は思います。

学資保険ではなく「貯蓄」ではダメなの?

Q.学資保険ではなく「貯蓄」ではダメなの?

A.学資保険の中でも、人気が高くなっている「貯蓄性の高い学資保険」。
では学資保険にこだわらず「貯蓄」ではダメなのでしょうか?

もちろん「充分な貯蓄が既にある」という方は、学資保険に加入する必要はないでしょう。
ただ「これから、貯蓄を始めなければならない」という場合には「1000万円貯蓄するには、それなりの時間がかかる」ということに注意が必要です。

時間をかけている途中で、一家の大黒柱の役割を担う親御さんが亡くなってしまった場合、充分な学資が確保できない可能性もあります。

学資保険ならば「加入期間が短くても、万が一契約者が亡くなってしまった場合に、学費を確保することができる」という特徴があり、これは生命保険や医療保険などでも同じことが言えます。

ただ、貯蓄性の高い学資保険の中には「契約者が死亡した場合でも、保険料の払いこみは続けなければならない」というタイプもあるので注意が必要です。

共働きのご家庭などで、それが可能な場合はいいのですが、そうでないご家庭では、貯蓄性に注目すると共に、保険料払いこみ免除の規定がどうなっているか、確認しておきましょう。

貯蓄性の高い学資保険が向いている人とは?

Q.貯蓄性の高い学資保険が向いている人とは?

A.最近は「貯蓄性の高い学資保険を選ぶのが良い」という風潮があります。

学資保険というのは、大学4年間(専門学校の2年~3年)の学費を、全て確保するのは難しい状況にあります。
なぜなら、国公立大学に4年間通った場合、520万円以上の学費が必要ですし、私学ならば700万円~800万円以上もの学費がかかります。

学資保険に加入するときは、ご夫婦ともに若くて、年収も低めのことが多いので、そのときに支払うことのできる保険料で、これだけの学費全てを確保するのは、難しいのです。

貯蓄性が高い保険を選んでさえ、必要な費用の全てをカバーすることが難しいのですから、元本割れのリスクが高い商品をあえて選んでしまうと、学費の確保に苦慮することになってしまいます。

一方で、貯蓄性の高い商品は「保障があまりない」というものですので、別に保障を得る方法は考えなければなりません。

親の生命保険に、子どもの医療に関する特約をつける、生協などの共済を活用するといった方法で、保障を得るのも良いかもしれませんね。また、子どもの医療には、自治体の助成があります。お住まいの地域の医療費助成制度を、一度確認してみて下さい。

学資保険の貯蓄性を高めるためには?

Q.学資保険の貯蓄性を高めるためには?

A.学資保険・低解約返戻金型保険に加入して、たとえば「お子さんが大学・専門学校に入学するときに、できるだけ多くのお金を受け取りたい」という場合は、「できるだけ早く、保険会社にお金を払い込む」ことを心がけると良いでしょう。

たとえば「お子さんが0歳のときに、学資保険に加入する」ほうが、1歳、2歳になってから加入するよりも、お子さんが18歳(あるいは17歳)のときの返戻率は、高くなります。会社によっては、出産予定日より前から加入できる学資保険もありますので、検討すると良いでしょう。

また保険料の払い込みも「早めに、大きな金額を保険会社に払い込むほうが、返戻率は高くなる」と言えます。
月払いより半年払い、半年払いより1年払い・・・という具合に、早めの払込が後で得をするのです。

ただ「早めの払込」にこだわりすぎて、無理な資金計画を立てると「保険を途中解約せざるを得なくなって、結果損をする」ということになりますので、無理のない範囲で「早めの払込」を心がけましょう。

学資保険に加入するときは「テンションが上がり気味」なので、無理な資金計画でも「がんばる!!」と思ってしまいがちなんですが、後々で無理がこないようにすべきと、私は思います。

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祝金のことも考える

学資保険の貯蓄性を検討するなら「祝金」のことも考慮に入れる必要があります。

祝金とは、満期時に受け取るお金以外に、進学など様々な機会に「進学祝金」として支給されるもので、一見すると「進学準備で何かと物入りな時期に、数万円~数十万円が受け取れるなら、ありがたい」と思えるかもしれません。

ただ、祝金がないもののほうが、貯蓄性としては高くなります。

同じ保険料を支払っても、祝金なしの学資保険のほうが、受け取れる総額が大きくなるのです。逆に祝金の回数が増えれば増えるほど、貯蓄性としては低くなっていきます。

「貯蓄性」という観点から言えば、できるだけ祝金の受け取り回数が少ないものを選ぶのが良いでしょう。

ただ、ご家庭の事情もあり、貯蓄性は劣るとしても、できれば途中で数万円を、受け取れるタイミングがあれば嬉しいという考えもあるかもしれませんが、私ならば「学資保険とは別に、貯蓄をする」「家計のやりくりで捻出する」といった方法を選ぶと思います。

返戻率に注目して学資保険を選ぶ

学資保険といえばソニー生命やアフラックの学資保険が返戻率が高いと有名ですよね。
今や、学資保険は支払った保険料に対して戻ってくる満期金が少なくなるという商品が多い中で、学費を貯めることが目的ならば、返戻率に注目して商品を選ぶのが賢い選択だと思います。

ただ有名な学資保険の貯蓄率も概ね110%前後です。そんな中でここ数年、さまざまな保険会社や代理店で、学資保険の変わりに低解約返戻金型の保険を勧めるというのが流行ってます。

低解約返戻金型とは保険料支払い期間中の解約返戻金を通常の終身保険、あるいは定期保険の7割程度に抑えた商品で、保険料が割安になります。その分保険料の払込期間が終了した後は、解約返戻率が通常の終身保険、定期保険より高くなるので、これを利用して10年や15年で保険料を払い込む設計にすると、払込み終了後は解約返戻金を結構増やすことができます。

払い込む年数をお子様が大学に入るまでの年数に合わせて、途中解約して解約返戻金を受け取れば、それが学資保険の代わりになりますということで、返戻率重視で選ぶのであれば、低解約返戻金型の保険を検討の土台に乗せてみるのも一つの有効な選択肢だと思います。

低解約返戻金型の保険で学資プラン

今や、学資保険は支払った保険料に対して戻ってくる満期金が少なくなるという商品が多い中で、学費を貯めることが目的ならば、返戻率に注目して商品を選ぶのが賢い選択だと思います。ソニー生命やアフラックの学資保険が返戻率が高いと有名ですよね。

ただここ数年、さまざまな保険会社や代理店で、学資保険の変わりに低解約返戻金型の保険を勧めるというのが流行ってます。

低解約返戻金型とは保険料支払い期間中の解約返戻金を通常の終身保険、あるいは定期保険の7割程度に抑えた商品で、保険料が割安になります。

その分保険料の払込期間が終了した後は、解約返戻率が通常の終身保険、定期保険より高くなるので、これを利用して10年や15年で保険料を払い込む設計にすると、払込み終了後は解約返戻金を結構増やすことができます。

払い込む年数をお子様が大学に入るまでの年数に合わせて、途中解約すれば、へたな学資保険よりずっと高い返戻率で解約返戻金を受け取れます。低解約返戻金型の保険を検討の土台に乗せてみるのも一つの有効な選択肢だと思います。

低解約返戻金型終身保険で学資プラン

将来の教育資金を確実に子どもに残したい・・そんな思いから学資保険を選ぶ人が多いと思います。
貯蓄性の高さは最優先だけど、親に万が一の事があっても積み立てられる保障があって・・となると必然的に学資保険が選択肢に上がります。

最近、この学資保険の代替として注目されている保険商品が、「低解約返戻金型終身保険」です。
長い名前ですね。。
簡単に説明すると、途中解約した時に戻ってくるお金を通常の終身保険より少なく設定するかわりに、保険料を割安にした保険です。
払込期間が終わると、返戻金は通常の終身保険と同レベルに上がるので、途中解約さえしなければ、返戻率が高いお得な保険です。

学資保険では、払込期間や満期の時期が固定になっていることが多いのですが、低解約返戻金型終身保険は積立期間の自由度等も高く、貯蓄性でもヘタな学資保険より全然高いです。
情報サイト学資保険の選び方でも取り上げられていますのでご参考までに。

代表的な商品に、東京海上日動の「長割終身」、富士生命の「E-終身」、日本興亜生命の「なっ得終身」などがあります。いろんな条件によって返戻率も変わってくるので、一度自分の条件で試算してみるのがおすすめです。

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